NewsJCOM株式会社との家庭向けデマンドレスポンス共同実証実験実施のお知らせ
2021.11.18 プレスリリース


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  サミットエナジー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:小澤 純史)は、2021年12月14日(火)よりJCOM株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石川 雄三)と共同で家庭向けデマンドレスポンスの実証実験「J:COM 電力 節電チャレンジ!」を実施いたします。当社は、「J:COM 電力 節電チャレンジ!」において、デマンドレスポンスの最適な時間帯を予測したうえで、事前にお客さまへ節電いただきたい時間帯をお知らせし、お客さまの自発的な節電行動を促すことで、電力需要調整の効果最大化に貢献します。

■本実証実験の概要
  本実証実験は、JCOM株式会社が提供する「J:COM電力」にご加入されているお客さまを対象に、当社がこれまで培ってきた需給管理の知見を活かし、需要の調整を行う取組になります。実証実験期間中は、当社からの節電時間帯のお知らせに基づき、参加者に節電行動を促すことで需給ひっ迫時の需要抑制を行います。

■本実証実験の目的
  「デマンドレスポンス」とは、電力の需要(消費)と供給(発電)のバランスを取るために需要側の電力使用を制御する仕組みです。
  電力は需要と供給を常に一致させる必要があるため、従来は需要のピーク時に供給のひっ迫が見込まれる場合、供給側を増やすことで、需要と供給のバランスを維持してきました。
  しかし、脱炭素社会の実現に向けて出力変動の大きい再生可能エネルギーの普及が近年進んでいる中、供給側の調整だけで需給のバランスを維持していくことが困難になると予想されるため、今後はデマンドレスポンス等の方法を用いて需要側を制御することで需要と供給のバランスを維持していくことが必要とされます。
  国内では、経済産業省からは2021年の冬の電力需給がひっ迫するとの見通しが発表され、電力会社には安定的なサービス提供に向けた調達の工夫を要請、消費者へは節電が呼びかけられています。これらのことから産業向けだけではなく、家庭向けのデマンドレスポンスにも注目が集まっています。
  当社は、将来の再エネ電源の主力化にそなえ、本実証実験において家庭需要の調整力としてのポテンシャルを検証し、デマンドレスポンスも含めた電力需要の調整手段の高度化を通じて社会課題の解決に寄与して参ります。

■「J:COM 電力 節電チャレンジ!」について
  詳細につきましては、下記特設サイトをご参照ください。

  特設サイト:https://www.jcom.co.jp/service/electricity/campaign/powersaving/

サミットエナジー株式会社について www.summit-energy.co.jp/
サミットエナジー株式会社(本社:東京都千代田区)は、住友商事グループの事業会社として2001年2月に設立されました。再生可能エネルギーであるバイオマスを中心とした自社発電所(2021年11月時点5発電所)を運営し、老舗新電力の一つとして発電~需給管理~小売までを一貫して行っています。

JCOM株式会社について www.jcom.co.jp/
JCOM株式会社(ブランド名J:COM、本社:東京都千代田区)は、1995年に設立された国内最大手のケーブルテレビ事業・番組供給事業統括運営会社です。ケーブルテレビ事業は、札幌、仙台、関東、関西、九州・山口エリアの11社66局を通じて約559万世帯のお客さまにケーブルテレビ、高速インターネット接続、電話、モバイル、電力、ホームIoT等のサービスを提供しています。ホームパス世帯(敷設工事が済み、いつでも加入いただける世帯)は約2,197万世帯です。番組供給事業においては、14の専門チャンネルに出資及び運営を行い、ケーブルテレビ、衛星放送、IP マルチキャスト放送等への番組供給を中心としたコンテンツ事業を統括しています。 ※世帯数は2021年9月末現在の数字です。
2021年7月1日に株式会社ジュピターテレコムからJCOM株式会社に社名を変更いたしました。

【本件に関するお問い合わせ先】
サミットエナジー株式会社 営業第一部
Mail: summit@summit-energy.co.jp

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