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省エネ住宅とは?基準や補助金からリフォームの方法まで紹介

2021年11月16日

カテゴリ : 役立ち情報

役立ち情報

地球温暖化などの影響で省エネが叫ばれる中、省エネ住宅が注目を集めています。省エネ住宅はその名の通りエネルギー消 […]

地球温暖化などの影響で省エネが叫ばれる中、省エネ住宅が注目を集めています。省エネ住宅はその名の通りエネルギー消費が少ないことはもちろん、一年中快適に暮らせる点が特徴です。加えて、省エネ住宅の購入やリフォームを実施する際には、補助金が受け取れる場合があり費用面での負担も減りつつあります。今回は、省エネ住宅の特徴やリフォームの方法、補助金などについて紹介します。

省エネルギー住宅とは?

省エネルギー住宅(以下、省エネ住宅)とは、家庭のエネルギー消費のうち約30%を占める、暖冷房のエネルギー消費が抑えられる住宅を指します。主に快適さ、経済的、健康的、耐久性という4つの面でメリットが得られます。

省エネルギー住宅は、夏場は外部の熱が室内へ侵入することを防ぐ「日射遮蔽」効果と、冬場は部屋の中の暖かい空気を外へ逃がしづらい「断熱」効果に優れた構造になっています。さらに、熱の移動を少なくする適度な「気密対策」が施されている点も省エネ住宅の特徴です。

そのため、夏場は小型のエアコンでも良く効き、室外からの熱気も入らずに涼しい。冬場は風呂もトイレも寒くなく、部屋内や部屋間の室温がほぼ均一の状態を保つことができます。
年間を通じて暖冷房エネルギーの費用を抑制できるため、経済的な住宅といえるでしょう。また、冬場の結露による木材・建材の劣化やカビ・ダニの発生を抑制する効果が期待でき、耐久性と健康面でもメリットがあります。

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「省エネ住宅とは」

省エネ住宅の基準。目指すべきZEHとは?

それでは省エネ住宅を選ぶ際の目安はあるのでしょうか。基準のひとつとして「住宅の省エネルギー基準」が挙げられます。

住宅の省エネルギー基準とは、もともと1980年に施行された「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)によって、住宅の断熱性能や日射遮蔽(にっしゃしゃへい)性能といった外皮性能のみを評価する基準でした。
しかし、2015年の法改正によって、現在は外皮性能に加え、住宅で消費するエネルギー量についても評価されるようになっています。建設地の地域区分に応じて、8つの基準値が定められている点が特徴です。

出典:一般財団法人建築環境・省エネルギー機構「住宅の省エネルギー基準」

なお、住宅の省エネルギー基準以外にも、「低炭素建築物の認定基準」、「住宅トップランナー基準」といった基準もありますが、省エネ住宅が目指すべき最終水準といわれる基準が「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)」です。ZEHは「ゼッチ」と読みます。

ZEHとは環境省によると、

「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」

と定義されています。

出典:環境省「令和2年度のZEH関連事業(補助金)について」より引用

つまり、ZEHとは「快適な室内環境」と「年間で消費する住宅のエネルギー量がほぼゼロ以下」という2点を実現する省エネ住宅といえます。

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「省エネ住宅とは」

省エネルギー住宅を購入する!選び方のポイント

断熱の施工

省エネ住宅の購入を検討する際、住宅の省エネルギー基準やZEHのほかに、参考にするべきものが「住宅性能表示制度」と「窓の断熱性能表示制度」です。

住宅性能表示制度とは、欠陥住宅などのトラブルを未然に防ぐために10分野32項目にわたる評価項目によって住宅を評価する制度で、2000年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(以下、品確法)の中に規定されています。

住宅における省エネ性能は1~4等級(最大が4等級)の「温熱環境」、また1、4、5等級(最大が5等級)の省エネルギー性能評価による「エネルギー消費量」の評価結果を表示することが必須です。さらに建築会社には、基本構造部分における10年間の瑕疵(かし)担保責任が義務づけられています。

なお、同制度によって消費者が得られるメリットは以下の4点です。

  1. 1:住居の工法や仕様、性能が可視化されるため、第三者へ希望が伝えやすい
  2. 2:公的機関によって、住宅の性能を客観的に評価してもらえる
  3. 3:評価書に明記された条件を基準に新築契約が締結できるため、希望性能の実現性が高まる
  4. 4:本制度を利用した住宅は、ローンや保険料の割引特典が得られる

次に窓の断熱性能表示制度とは、消費者が断熱効果の高い窓を選別しやすくするために表示義務がある、窓の省エネ性能向上を図る指標です。4等級に区分されており、星4つがもっとも高い断熱性能を持つ窓になります。

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「省エネルギー住宅を建てるには」

住宅の省エネリフォームも選択肢

すでに自宅を持っている方には、手軽に行える省エネリフォームがおすすめです。以前は制約条件が多く、リフォームで省エネを実現することは困難でした。しかし、近年の技術革新によって、省エネリフォームが以前より簡単に行える状況になっています。
主に省エネリフォームが実施可能な場所と内容は以下の通りです。

  • ・屋根、天井:屋根裏や天井裏への断熱材の貼りつけや敷き込みなど
  • ・床:床下への断熱材貼りつけ(床暖房を設置する際には必須)
  • ・壁:室内もしくは屋外の仕上げ材をはがして断熱材を施工
  • ・窓:断熱性能の高いサッシとガラスへの交換、ガラスのみ交換、内窓の設置
  • ・ドア:断熱タイプのドアへ交換

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「省エネルギー住宅を建てるには」

省エネ住宅には補助金や普及支援制度がある

省エネ住宅には、以下のような各種補助金や普及支援制度が適応される場合があるため、ぜひ有効活用しましょう。

  • ・既存住宅における断熱リフォーム支援事業:15%以上の省エネ効果が見込まれる断熱材や窓、ガラスの断熱リフォーム費用の1/3を補助(上限あり)
  • ・ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)支援事業: ZEHの交付条件を満たす戸建て住宅の新築・リフォーム時に60万円/戸の補助
  • ・低利融資「フラット35S」:一次エネルギー消費量等級5の住宅の場合、当初10年間の金利引き下げ
  • ・減税制度「住宅に係る省エネ改修促進税制」:特定省エネ改修工事を行った場合、改修後に住み始めた年の所得税が一定額控除

出典:公益財団法人北海道環境財団「【全国対象】既存住宅における断熱リフォーム支援事業」
出典:環境省「ZEHに対する各省補助金」
出典:住宅金融支援機構「フラット35」
出典:国土交通省「省エネ改修に関する特例措置」

快適かつ地球にも財布にもやさしい省エネ住宅

省エネ住宅は快適さ、経済的、健康的、耐久性というメリットが得られるだけでなく、補助金などを活用することでお得に購入やリフォームができる点が特徴です。自宅の購入やリフォームを検討中の方は、快適に暮らせるだけでなく、地球にも財布にもやさしい省エネ住宅をおすすめします。

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