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新電力とは?電気料金が安くなる仕組みとメリット・デメリットを解説

2021年10月22日

カテゴリ : 電気料金

電気料金

  電力小売自由化によって、より身近になった新電力ですが、毎月の電気代がお得になることも多く、消費者 […]

 

電力小売自由化によって、より身近になった新電力ですが、毎月の電気代がお得になることも多く、消費者にも切り替えるメリットがあります。ただ、新電力の仕組みや品質が分からずに、電気料金プランを見直していない方も多いのではないでしょうか。
今回は、新電力と大手電力会社の違いや料金が安い理由、切り替え方法などについて解説します。

新電力とは?大手電力会社との違いはある?

新電力とは電力小売自由化によって電力市場に参入した企業のことで、正式には「小売電気業者」といいます。電力の販売は、かつては東京電力や関西電力など、大手電力会社(旧一般送配電事業者)以外認められていませんでした。しかし、電力小売自由化によって、通信・ガス・旅行などの異業種の有力企業が相次いで参入し、2021年10月8日時点で登録小売電気事業者は733事業者にまで増加しています。

■新電力会社の本業の例
・エネルギー関連(ガス、石油ほか)
・通信産業(携帯電話、インターネットプロバイダーほか)
・鉄道
・旅行
・金融

新電力は本業と連携したお得なセットプランや割引といったサービスが多数提供されており、大手電力会社との大きな違いとなっています。送電は従来通り大手電力会社が行うので電気の質は変わりません。
つまり、消費者にとっては、これまで同じように電気の供給を受けつつ、よりお得な電気料金プランを選びやすい環境になったといえるのです。

 

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「登録小売電気事業者一覧」

電気料金が安くなる!電力の小売自由化の仕組み

電力の小売りが自由化され、なぜお得な電気料金プランが増えたのでしょうか。その理由を詳しく解説します。

電力供給の仕組み

電気が各家庭に供給されるまでの流れは大きく3つに区分されます。まずは電気をつくる「発電部門」、次に電気を送る「送電部門」、そして電気を販売する「小売部門」です。このうち現在自由化されているのは発電部門と小売部門です。大手電力会社は3部門すべての事業を行っています。

新電力ではお客様の需要を予測して、自社発電所や相対契約の発電所、電力卸売市場から各社創意工夫しながら電気を調達し、送配電事業者に「託送料金」を支払って契約している家庭に電気を届けています。新電力は契約先のニーズに合わせた独自の電源調達や販売手法を取っており、大手電力会社の電気料金よりもお得な料金プランを提示している会社が多いのです。

電力の小売全面自由化とは

電力の小売は約16年間、4度にわたって段階的に規制緩和されてきました。まず2000年3月に、大規模工場や商業施設向けの契約電力が2,000kW以上の「特別高圧」という区分が自由化。続いて2004年4月に、「高圧」のうち契約電力が500kW以上の事業者や消費者への小売が自由化され、翌年の2005年4月には自由化の対象が契約電力50kWまで引き下げられました。そして2016年4月、主に家庭や商店が対象となる「低圧」も自由化され電力の小売全面自由化となりました。

電力・ガス取引監視等委員会によると新電力のシェアは販売電力ベースで全体の21.3%を占めており(2021年6月時点)、電力小売自由化された2016年4月の5.2%と比べて大きく伸長していることが明らかになっています。

 

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「電力供給の仕組み」

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「電力の小売全面自由化って何?」

出典:電力・ガス取引監視等委員会「電力取引の状況(令和3年6月分)」

新電力のプランに切り替えるメリット

新電力のプランに切り替えるメリット

現在は様々な新電力企業が独自のプランを提供し、大手電力会社からの切り替えを提案しています。新電力のプランに切り替えることで、消費者にとってはどのようなメリットが得られるのでしょうか。今回は3つのメリットを紹介します。

ライフスタイルに合わせた料金プランで電気代を削減できる

最も大きなメリットは、電気代を削減しやすくなることでしょう。大手電力会社・新電力ともに一般的な電気料金プランは、固定金額の「基本料金」と電気の使用量によって加算される「電力量料金」を合算する「従量電灯プラン」です。
新電力の多くは、家族の人数など自身のライフスタイルに合わせられる料金プランがあります。大手電力会社よりも基本料金と電力量料金が安く設定されていることが多く、消費者にとっては切り替えるだけで年間18,000円も電気代を削減できるケースがあります。

入会キャンペーンやポイント付与等の特典がある

お得な入会キャンペーンやポイント付与といった特典も新電力プランの魅力の1つです。
新電力のなかには、期間限定の基本料金の実質無料や、ギフト券プレゼントなどの入会キャンペーンを行っている会社もあります。また、電気代に応じて普段の生活でためているポイントが付与される特典もあるため、詳しく調べてみると良いでしょう。

電気の産地を特定できる

再エネ由来の電気がふるさと納税の返礼品として扱えるようになり、今までにない地域貢献も可能になりました。トラッキング付き非化石証書が付いたプランを利用することで再生可能エネルギーの電力に、電気の産地を明示することが可能です。
電気の産地が明示された再生可能エネルギーを利用することはCO2削減だけでなく、ふるさと納税による地域貢献や発電方法の多様化にもつながるため、切り替える意義は大きいといえるでしょう。

 

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「電力の小売全面自由化でどう変わるの?」

新電力に切り替えるデメリット・注意点

メリットが多い新電力への切り替えですが、一方で契約前に知っておくべき注意点もあります。
例えば、定期契約のプランによっては引っ越しや他の事業者への切り替えで、違約金が発生してしまうことがあります。契約期間などの内容はしっかりと確認する必要があるでしょう。

また、新電力のなかには電気の相場に合わせて料金が変動する「市場連動型」のプランを用意している企業があります。市場連動型は厳冬などの需要の高まりや発電に必要な燃料の高騰などによって、電気代が高額になるリスクがあります。市場連動型のプランの方が安くなる時もあるものの、自身のライフスタイルと照らし合わせて検討するようにしましょう。

新電力に切り替えるときに必要なものとは?

大手電力会社から新電力に切り替えはとても簡単です。ここでは申し込みから契約までのステップと切り替え時に必要なものをまとめました。

電力会社切り替えの流れ

最初に切り替え先の電力会社へ申し込みをします。申し込みは新電力のホームページや電話などでできるため、あらかじめ下記の情報を用意しておきましょう。切り替え前の電力会社との解約手続きは申し込んだ電力会社が行うのが一般的です。

■電力会社の切り替えで必要な情報の例
・切り替え前の電力会社の名称
・切り替え前の電力会社のお客様番号
・供給地点特定番号
・切り替え希望日

次に「スマートメーター」が未設置の方は、従来の電気メーターとの取り換えが必要です。取り換え作業は切り替え前の電力会社が行うため、切り替えの申し込み後に工事予定日の連絡が入ります。交換には原則費用は発生しませんが、メーター交換に伴う工事に費用がかかる場合があります。
スマートメーターに切り替えた後は、切り替え先の新電力プランで電気を利用することが可能です。

 

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「電力会社を切り替えるには?」

自身の生活に適した電力会社とプランを選択しましょう

電力の小売全面自由化以降、参入する新電力企業は年々増加しており様々なプランが提供されています。入会キャンペーンで電気代が安くなる、再生可能エネルギーの普及に貢献できるなどメリットも多いため、初めて新電力に切り替える際は、現在の電気料金やライフスタイルを確認し、それに適した新電力プランを選びましょう。

サミットエナジー株式会社では様々な電力プランを提供しており、nanaco・WAONといった各種ポイントがたまるプランや再エネ100%のプランなどもご案内してます。
今の電気代が高いご家庭ほど新電力への切り替えでお得になりやすく、例えば5人家族で契約電流60A、月間電気使用量750kWhのご家庭がサミットエナジーの「nanacoプラン」に切り替えた場合、ポイントと合わせて年間で約18,000円も安くなります(東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」との比較)。
その他のプランも含めて詳しくは以下のシミュレーションページで計算できます。今の電気代が高いと感じている方は、まずは「電気料金シミュレーション」でいくらお得になるのか、いくらポイントがたまるのか確認してみましょう。

 

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